平仮名の「ひ」アルファベットの「U」の形をしています。おそらく水面近くで生活している彼らは「上からの日差しが眩しい」「下は暗い海中」が関係して瞳にひさしを付けたのでは・・と推測されます。
鯨類の目は一般に「ブドウ色」をしています。
歯クジラの噴気孔は一つ、殆どが半月型の蓋をもっています。
(歯クジラの噴気孔は一つですが、気道はちゃんと2本通っています)
ヒゲクジラの噴気孔は蓋と言うよりすぼめると言った方が近いでしょう。
音を聞く内耳のシステムはエコロケーション(音響定位)と呼ばれる機能に使われています。
魚類の多くは測線により「振動」を感じますが、イルカのエコロケーションシステムは噴気孔下の気嚢を使い、ひだを振動させ頭部のメロン内で音質を調整し発射〜反響してきた振動を下顎内の脂肪層で捕らえ、内耳を通って脳で感覚となります。
エコロコーションの能力はおもに 距離 / 大きさ / 形 / 材質 / 水温 / 会話 など水中生活に必要な物ばかり。
歯クジラが音響定位で有名ですが、これは補食する生物の動きが速いのと、暗い海中で補食行動する為、さらには天敵の「サメや同種族のシャチ」の襲撃を察知す為等「補食と防衛」を兼ね備えています。
高性能な歯クジラのエコロケーションは有名な訳です。
「クリック音(響測音) = エコロケーション」「ホイッスル(会話音) = 会話」「バーク音(層状音) = 威嚇や異性に対して発する」3種類があげられます。
音源は気嚢2ヶ所 / 咽頭の一部1ヶ所と3箇所確認されており、2種類の音と同時に発する事が可能です。又、同時に周波数の違う音を発する事が可能で、エコロケーションの可能性はまだまだ広がります。実際イルカのクリック音を水中で人間が聞くと「カリカリ・キリキリ・チリチリ」と結構キツイです。
我々人間は航空機のレーダーや魚群探知機などに応用しています。
休むクジラ・イルカもとりあえず寝ます。
「浮き眠り」「泳ぎ眠り」と呼ばれており熟睡と言うより「まどろむ」程度。
「食後」はやはり眠たくなるようです。
寝る時間としては昼間が多く、良く言われる「脳味噌半分づつ眠る」も確かな様です。
実際にも観察では両目を閉じて寝てる事は殆ど無かったそうで。
夜こそエコロケーションを駆使した狩が最も役立つ時間なのと、多くの「多足類(イカ・タコ)」は 夜になると深海から浅い所まで浮上してくるのです。つまり「防衛と補食」の為に夜型になってしまったのです。歯鯨類は夜行性と思って良いでしょう。
水族館のクジラやイルカもよく見るとショーの合間に寝ています。
「呼吸と漂流」を繰り返している時は熟睡ではありませんが寝ている最中と思って良いですね。「イルカやクジラは自発的に呼吸をしています」。人間は寝てても勝手に呼吸を行いますが、イルカ・クジラは水の中ですから熟睡は有り得ない訳です。

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